こんにちは!なべっちです!
今回は社会や、人間関係、会社への不満があって、満足いかない時、退職を考えている。
そんな時の対処法についてお伝えしたいと思います!
あらゆる対処法は4つのパターンに分けられる。
経済学者のアルバート・ハーシュマン曰く
不満の対象が仕事であっても、人間関係などであっても全ての不満に対する対処法は、4パターンに集約されます
・離脱
・発言
・粘り
・無視
離脱
離脱とは、その状況から身を引くということ。
辛い仕事であれば辞めたり、パートナーに対する不満があったら別れを決断することなど。
僕は、仕事で嫌なことがあったら、辞めるなどこの方法をとることが多かったです。
発言
その状況を積極的に改善するために伝えることです。
何か不満があったときに、上司に意見を伝える。解決のために本人や周りの環境要因などに発言し働きかけることです。
僕もまずはこれをするように心がけています。
例えば仕事のルールや制度でも不満やおかしいなと思ったことはまず伝えます。
ただ、発言しても変えらるわけではないので、自分のできることとしてやり、それ以上は期待しません。
粘り
我慢することです。
嫌な仕事でも、受け入れ取り組むこと、苦手な人、ときにパートナー出会っても不満があったとしてもそのまま留まることです。
僕も「発言」をした後は、変わらないことなどは、この状態に移行することが多いです。
無視
現状に留まりますが、努力もせずそのままにしておくことです。
粘りに近いようにも感じますが、不満があるので、クビにならない程度に仕事をしたり、パートナーとの関係は回復しなくても、他の趣味の時間を見つけたりなどです。
どれを選ぶかはコントロールとコミットメントによる
大事なことは
・コントロール
→状況の決定権が自分にあるということ。どの選択であっても自分が決定しているという感覚
・コミットメント
→状況を変えたいか、変化を起こすほどの関心を持っているかです
現状が変えられないのであれば、コミットメントがなければ「無視」になり、ある場合は「我慢」します
変えられるのであれば、高い関心を持っており、自分の行動が重要だと考えていれば、「発言」をし、
コミットメントがない人は「離脱」すると思います。
状況を変えるのは「離脱」か「発言」
状況をどうにかしたいときに「無視」は有効ではありません、
「粘る」は発言権が得られる可能性もありますが、現状を維持するもので問題解決にはいたりません。
状況を変えるのは「離脱」か「発言」です!
僕は「離脱」を多く選んできた結果、転職を繰り返しましたが、
ハーシュマン氏は「離脱」についての欠点を指摘しています。
「離脱」の欠点
「離脱」は自分の環境を変えることができますが、結局は現状維持を許すことになるので、
他の誰のためにもなりません。
もちろん「退職」であればその後の企業がどうなっても構わないので自分にとっては特にデメリットではありません。
自分の体験談で言うと、離脱して自分の環境が変わるのもそれなりの大変さを抱えることがあるので、「発言」したりやれることをやってからでも良かったのかなと思います。
ハーシュマン氏は「離脱する機会がないときに発言が増える」とも言います。
反対に今は「離脱」しやすい世の中になってきたと思います。
不満が多い職場で、「離脱」せずに「発言」をする意味はあるのでしょうか?
「発言」が「離脱」より優れているわけではない
「発言」が「離脱」より優れていると言うわけではありません。
不満が多く、先が見えない会社であれば、「発言」するリスクをいきなりとるよりは、
「離脱」をすることを考えるのも必要だと思います。
リスク対策をした上で、「発言」し必要であれば「離脱」できる準備をしておく
会社が「発言」により変わる姿勢があるのであれば、留まり、「発言」していくのも有効でしょう。
しかし、上司など会社に変化がなく聞く耳も持ってもらえないのであれば、別の組織で良いチャンスを見つけれるかもしれません。
ただ、いきなり職を失うのは生活なども心配になるので、準備はしておくと良いと思います。
副業もその一つでしょう。
準備をすることで「発言」もしやすくなると思います。
後悔しないためには行動をする
「離脱」するとしても後悔しないためには「発言」をしてからと言うのがいいのではないでしょうか?
新しい環境でも苦難に立たされたときに
もしかしたら、「あのとき変えられたかもしれない」「言っておけば問題は解決したかもしれない」
と言う後悔になる可能性があるからです。
「発言」などやれることをやったか。「離脱」を考えたら、
準備をし「離脱」できるから!の精神で「発言」やれることをしてみるのがいいのではないでしょうか?
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