おはようございます!なべっちです。
第3世代の認知行動療法はマインドフルネスをベースにしており、解決できない問題なども「受け入れる」という観点があります。
ブッダは「感覚は無常。実態のない移ろいゆく現象である。感情という心の働きも、思考も、意欲も、意識もまた無常である。」
と言っています。
無常とは原因のあるものは、執着しなければいずれ消え去るという考え方です。
今、こうしている状況の前にいろんな困難や苦しいこと、楽しいことも含めあったと思います。
しかし、今目の前にはありません。
感情も常にその辛さを抱いているわけではないでしょう。
今までもそうだったように、全ていずれ消えていくものなのです。
ただその時の感情は辛かったりするかもしれません。
しかし、その苦しみも手放せるということを覚えておくだけでも、少し楽になることができるかもしれません。
また、戻ってきてしまうことはあるかもしれませんが、他のことに意識を向けることができるとその時は辛さから楽になれた経験はあると思います。
すぐに解決できない問題は、やり過ごしながらでも、いずれ消えるということを思いながら自分を楽にしていきましょう。
またそのための方法を、お伝えしてきていますが、これからもお伝えしていきたいと思います。
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