【レジリエンス】フィードバックや評価で落ち込んだ時の受け止め方!立ち直る方法!【セルフアウェアネス】

レジリエンス フィードバックの受け方 LIFE

こんにちは!なべっちです!

今回は仕事で落ち込んでいる方に向け立ち直るための記事です。

仕事での評価や人間関係の中で自分に対し何かしらのフィードバックや意見、アドバイスについて言われた時、ショックを受けることはないでしょうか?

無価値観を感じ、「なんて自分はダメなんだ」「いない方がいいのではないか」「消えてしまいたい」「いくらがんばってもダメだ」「嫌われてしまった」「わかってくれていない」「そんなつもりなかったのに」「なんでそう思われてしまうんだろう」
など辛くなったり、自分を責めることがあると思います。

この痛みから、フィードバックを受けることが怖くなり、避けたくなったり挑戦もできなくなることもあったりなどその後にも悪影響があります。

内省の研究でもあるとおり、内省には外面的自己認識と、内面的自己認識があり、自分一人では有効な自己認識には進まず、内省するほどメンタルもダメージを受けるのに、誤った方向にいってしまいます。

フィードバックはする側の伝え方や表現の問題もあるように感じますが、フィードバックの伝え方を変えることよりも肝心なのはフィードバックを正しく受け止める方法を身につけるのが良いとされています。

伝え方の研究もありますが、相手のことはコントロールできないことなので、
やはり自分の受け止め方を学ぶ方が建設的です。

レジリエンスという言葉も聞きなれてきたと思いますが、具体的な場面での使い方です。

なぜフィードバックにショックを受けてしまうのか?

根本的な心理的ニーズである安全と価値を脅かされるためトラウマ的に感じてしまいます。

元々人は承認を切望し真実を恐れているからで、どんな穏やかな表現でも攻撃的なコメントでも大きな苦悩を感じてしまうのです。

穏やかな表現でもフィードバックには痛みを感じる

フィードバックで痛みを感じたことがないという人は少数ではないでしょうか?

ジョセフ・グレニーの研究で人生最悪のフィードバックによる衝撃の経験について445件の事例を集めたところ

「辞めたらどうだ。必要としているのは意気地なしではなく戦士だ」

「君は自分が正しくありたいばかりに、周囲を操っている。人のことなんて考えていない」など直接的、辛辣なものだけでなく

「君のメールをなんとかしろ。回りくどいことを言わずに、事実だけを書いてくれ」のようなものまでありました。

多くの回答者は、昔に言われたことでもいまだに苦しんでいる人が多かったようです。

この時、言い方に気を付ければいいのではないか?
穏やかな表現でフィードバックをすればいいのではないか?と思うかもしれませんが、

この調査ではフィードバックについては表現の厳しさ、穏やかさによっては動揺するレベルは変わらないことがわかりました。

感情の矛先は相手にいかず、自分に向く

また批判的なことを言われても、反論したり相手に食ってかかる人もほとんどいなかったようです。

言われた時の感情については

90%が「唖然とした」「ショックだった」「頭が真っ白になった」「恥」に関連する感情と「面目ない」「無価値」「悲しかった」「自信を失った」などの感情
残りが「怒り」「裏切り」などといった感情

このように、内容が正しくても正しくなくても、どのような言い方だったとしても、自分が傷ついてしまうことが多いのです。

批判から立ち直る4つの対策【CURE】

①落ち着く(Collect your self)
②理解する(Understand)
③回復する(Recover)
④関与する(Engage)

この4つの対策の頭文字をとって「CURE」と呼ばれる対策法についてです!
マインドフルネス的な要素もあるので「ACT」なども学んでいるとわかりやすいと思います!

落ち着く(Collect your self)

ゆっくり深呼吸をし自分は安全だということを思い出してください。

物理的にも守る必要がないということをお見出してください。

若干、気の持ちように感じますが、呼吸と心拍数などは連動するので呼吸を落ちつかさえることでその時の一時的な感情から立ち直ることができます。その時には息を吐く方の時間を長めにすると良いでしょう。

自分の気持ちに理解を示し、心を落ち着かせます。

あなたは傷ついたのか、怯えているのか、困惑しているのか、恥ずかしく思ったのか。

これらは一次感情と言いますが、このつながりが大きいほど、怒りや防御や誇張された恐怖といった二次的影響を受けなくなります。

「これは私を傷つけない。私は安全だ」「私は間違えたけれど、私という存在が間違いではない」などといった自分を安心させるための言葉を用意して唱えても良いでしょう。

理解する(Understand)

好奇心を持ち、質問をして、耳を傾けることに集中しましょう。

その時には言われることと自分を切り離しましょう。

第3者のことを聞いているように自分が耳にしていることを評価せず、貴社のように何が起きているか理解することに集中します。

ここでもやはり集中力が大事で、自分のことを考えてしまうのは集中しきれていないからです。

こちらもマインドフルネス的なアプローチですが、続けることで集中力も養うことができます。

回復する(Recover)

一通り聞いた後は会話から抜けましょう。

「ちょっと考えてみます」など考える時間が欲しいことや、機会を見て返事をすることを伝え、じぶんじしんには立ち直ってからその内容を評価すればいいのだと自分に許可を与え許しましょう。

同意でも反論でもなく自分のペースで誠実に考えるという約束します。

逆に自分が伝える側の時は言い方ではなく、その時間などを作ることを意識すると良いのではないでしょうか?

関与する(Engage)

自分が言われたことについて分析します。

自分が安全で価値があると安心を確保できた後は粗探しや自分を責めるのではなく、真実が含まれているかどうかmについて考えましょう。

表面的な部分と中身のことがあると思います。

どんなフィードバックであれ中身には真実が含まれているはずです。

そのメッセージを考え、そのフィードバックをくれた人に関わり、自分が認めたことややると決めたことを確認しましょう。

これは自分の見解を伝えることで、承認を得ることでもなく防衛的になる必要もありません。

こちらが伝えた側の時は、相手が受け止めたことなどは評価せず、理解するだけで良いでしょう

【レジリエンス】フィードバックは痛い。立ち直る方法を身につけよう!

普段からフィードバックを得る機会は望まなくてもあると思いますし、自己認識を得るにはフィードバックも必要なので望んで受けることもあると思いますが、心理的な負担がかかるのも事実です。

立ち直り方を身につけましょう!

また今度は「良い受け手になる6つのステップ」についてお話ししたいと思います。

コメント

  1. […] […]

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