【ロックから学ぶ】下手なら人前に立ってはいけないのか?ステージに立つには上手くなってから?

まずやる LIFE

こんにちは!なべっちです!

チャレンジできなかった僕ですが、悩んんでいるならまずやったほうがいいということについて今回はロックの逸話からお伝えしたいと思います!

【ザ・クラッシュとラモーンズの逸話】下手だとライブができない!?

デビュー前のザ・クラッシュラモーンズに相談した時のエピソードです!

「俺らクラッシュってバンドやってるんです。でもまだ下手だからもっと練習しないと人前で演奏できないんです。」

「バカヤロウ!いいか?俺らだって下手糞だよ。そりゃひでぇもんだ。でもなぁ、うまくなるまで待ってたらヨボヨボになっちまう」

クラッシュとラモーンズエピソード

もし、ここでザ・クラッシュが、人前で演奏するにはまだまだだと思っていたら、
いつまでもステージに立てず、ライブもなかなかできず、時代を象徴するようなパンクロックバンドにはならなかったでしょう。

ザ・クラッシュ

「上手くなったら」いつになったら満足できるのか

「完璧になってから」なんて言っていたらいつまでもできません。

それは失敗するかもしれませんし、批判されたりすることもあるかもしれません。
しかし、失敗することができるからこそ課題が見つかり、成長できるのです!

そしてやらずにはいられないほどの衝動があったと思います。

こっそり練習して、ある程度見られるようになってから披露するほうがいいという人で最終的に成功することはない

徒然草でも芸能などに携わることについて書かれた話があります。

能をつかんとする人「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得てさし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。
いまだ堅固(けんご)かたほなるより、上手の中にまじりて、毀(そし)り笑はるるにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性その骨(こつ)なけれども、道になづまず、みだりにせずして年を送れば、堪能(かんのう)の嗜まざるよりは、終(つい)に上手の位にいたり、徳たけ、人に許されて、双(ならび)なき名を得る事なり。
天下のものの上手といへども、始めは不堪(ふかん)の聞えもあり、無下の瑕瑾(かきん)もありき。されども、その人、道の掟正しく、これを重くして放埓(ほうらつ)せざれば、世の博士にて、万人(ばんにん)の師となる事、諸道かはるべからず。

徒然草 第百五十段 能をつかんとする人

続いて日本語訳

これから芸事を身に着けようとする人は「ヘタクソなうちは誰にも見せたくない。こっそり練習して、ある程度見られるようになってから披露するほうがいい」と言うが、そういうことを言っている人が最終的にモノになった例えはひとつもない。
まだ未熟な頃から、上手い人に混ざり、バカにされ笑われながら、それでも恥ずかしがらずに頑張っていれば、特別な才能がなくても上達できる。道を踏み外したり、我流に固執することもないだろう。
そのまま努力し続けていれば、そういう態度を馬鹿にしていた人たちを遥かに超えて、達人になっていく。
人間的にも成長し、周囲からの尊敬も得られる。
今は「天下に並ぶ者なし」と言われている人でも、最初は笑われ、けなされ、屈辱を味わった。
それでも学び、その道を一歩一歩進み続けてきたことで、多くの人がその教えを授かることができるようになった。どんな世界でも同じである。

徒然草 第百五十段 能をつかんとする人

馬鹿にされ笑われても、受け止めながら積み上げていく

上手くないので評価されないかもしれませんが、それで辞めてしまっては意味がありません。

それでも続けていくこと。

積み上げていくことが大事です!

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