我々の不快は全てひとりでいることができないということから起こっている【孤独の哲学】

幸福について ショーペンハウアー LIFE
幸福について ショーペンハウアー

おはようございます!なべっちです。
現代では結婚やパートナーと過ごすことを選ばず独りで生活する人も多くなりました。

僕は孤独は価値があるものと考えていますが、孤独が辛いという人もいるでしょう。
今回はショーペンハウアーの哲学を通してお伝えしたいと思います。

ショーペンハウアーはペシミズム哲学としても知られています
ペシミズムとは世界に意味や目的などないという考え方です。

ショーペンハウアーは人付き合いについても言及しており、人付き合いとは他人に合わせるがゆえに、「自分を捨てる」ということだと言っています。
「孤独に耐えられない、寂しいからと言って、他人と一緒にいたってろくなことはない」とさえ言います。
孤独や寂しいという感情はありながらも、だからといって他者と関わるといいことはないと言っています。

人はそれぞれ個性や気分、考え方が違うからこそ必ず不調和が生じます。
例えば「アニメが好き」という話でも全く同じレベルで好きというのはあまりなく、お互いが話が通じる最大公約数での会話しかできません。

確かに人と話すというのは、自分らしさを犠牲にしているとも言えます。
そんな会話で孤独を紛らわして価値はあるのでしょうか?

人と群れたがるのは「自分がないから」「自分の内面が貧困だから」「断片的な中身しか持たないから」

ショーペンハウアーは人と繋がろうとするのは内面の空虚さからだと切り捨てています。

「くだらぬ人間はみな、気の毒なくらいに社交好きだ」小学校の教科書に載せて欲しいぐらい、孤独の立場から群れる人たちを批判します。

幸福とは自分の外に期待せず、自分のうちにあるもので楽しむことである

自分自身を相手にし、優れた豊かな自我があれば幸福な状態を享受できると言います。
確かに他人はコントロールできません。
素敵な人は孤独な時間で素晴らしい作品を作ったり、自分を磨いたりしています。
価値のあることができなくても自分で孤独を楽しみ、好きなことを掘り下げる。何かを創る。やりたいことを行動にし孤独を愛せたらと僕もお思います。
最後に
ショーペンハウアーの名言
「早くから孤独になじみ、孤独を愛するところまできた人は、金鉱を手にいれたようなもの」

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